総社市奥坂の鬼城山一帯の「北の吉備路」でナツツバキの花が見ごろを迎えています。
緑の木々の中でひときわ気品に満ちた純白の花をひっそりと咲かせるナツツバキ。ナツツバキは、平家物語にうたわれた「沙羅双樹の花」として知られるツバキ科の落葉高木です。県内では、中北部に自生していて北の吉備路のナツツバキが最も南に自生するものです。朝咲いて、夕方には散ってしまう一日花ですが、涼しげな姿は、ハイカーたちの目を楽しませています。なお、13日(土)には、ナツツバキなどを観察する自然観察会が予定されています。




