倉敷市立老松小学校の4年生は、倉敷市社会福祉協議会の出前福祉講座で、車いすの操作法や手話などを体験学習しました。
老松小学校の4年生は、総合的な学習で障がい者への理解と福祉ボランティアの活動について学ぶため毎年、倉敷市社会福祉協議会の出前福祉講座を受講しています。今回も、倉敷ボランティアセンターから派遣された福祉ボランティアを講師に車イス、手話、点字、ガイドヘルプの4つの講座が開かれました。車イスでは、児童たちが3人一組になり段差がある道やデコボコ道を想定したコースを実際に車イスを押して、操作方法を体験しました。手話では、耳の聞こえない人がどのように情報を得ているかを教わったあと手話によるあいさつや自己紹介などの会話法を学びました。また、目の見えない人が触覚で読む文字、点字は、横に2つ縦に3つに並んだ6つの点で文字や数字を表現します。児童たちは、点字板に紙を挟んで点筆で点を打ち込み五十音を表す点字の書き方を練習しました。また、ガイドヘルプ講座では、一人がアイマスクをつけて歩き、もう一人が誘導するガイドヘルプの仕方を体験し、福祉ボランティアの難しさを実感するとともに障がい者への理解を深めていました。




