日本画家 上村松園の美人画を模写した松尾数穂さんの作品展が、倉敷の画廊喫茶ロカで開催されています。
会場には、美人画およそ20点が展示されています。作品を描いたのは、倉敷市新田の松尾数穂さんです。松尾さんは、1974年から美人画を描き始めからは、県内で活動する美術グループ「平和美術」に所属しアクリル画や水彩画にも取り組んでいます。今回展示したのは、明治の女流画家 上村松園が描いた美人画の模写です。独学で描き続けている松尾さんは、着物や帯なども細かく描写し、「その時の気持ちや雰囲気で顔の表情に違いが出てくる」と美人画の魅力を話していました。画廊喫茶ロカでの作品展も10回目の節目を迎え、松尾さんは「これからも好きな絵を好きな時に描いていきたい」と今後の制作にも意欲を見せていました。美人画を模写した松尾数穂さんの作品展は、今月29日(土)まで、画廊喫茶ロカで開催されています。




