高梁川水系水利用協議会は、6つの主要ダムの貯水量低下をうけ渇水調整準備会を開きました。
倉敷市や総社市など流域自治体や企業など25機関でつくる高梁川水系水利用協議会は、定例会議に合わせて渇水調整準備会を開きました。国交省岡山河川事務所によると高梁川水系6つの主要ダムの貯水量は6月19日現在で、62・9%平年の77・0%と比べて14%ほど減少しています。こうした状況は、高梁川流域の5月の降水量が過去10カ年平均の3割に当たる54ミリと少なく、6月17日までの降水量も42ミリしかありません。このままの状況が続くと7月上旬には、主要6ダムの合計貯水率が取水制限の目安となる40%下回る恐れがあります。渇水調整準備会では、今後の降水量などを考慮しながら関係機関が協力して、情報の共有をはじめ、自主的な節水や啓発活動を進めて行くことなどを申し合わせました。




