洋画愛好家グループ「むくの会」の会員による作品展が倉敷市立美術館で開かれています。
「むくの会」では、毎年、仲間展を開いていて、去年から会員の中から4人を選抜しその4人の作品を中心に展示する選抜展を開いています。今年は、総社市の渡辺暉夫さんと赤星晴夫さん、倉敷市の三宅冨士子さんと若山侑さんの作品を飾っています。渡辺さんは、これまで描いてきた作品の中で一番大きなアクリル画を出品。縦1.6メートル、横10メートルの大作で、およそ1年かけて描きました。さまざまな方向を向いた裸婦を描いていて、柔らかさの中にも強さを秘めた女性の姿を表現しています。また、赤星さんは、備中国分寺五重塔を含めた吉備路の風景を題材にしています。レンゲが咲く季節や雪景色などおよそ20年もの間、描き続けているそうです。「むくの会」の定例の活動では、モデルを使って人物画を描いているため、この選抜展は、会員たちが日ごろ取り組んでいる作品に触れる良い機会になっているそうです。むくの会の作品展は、今月23日(日)まで倉敷市立美術館で開かれています。




