競艇の迫力を体感する催しが12日、倉敷市の児島競艇場で開かれました。
水上の格闘技と称される競艇。間近に見学するだけではなく、実際にモーターボートに乗ってみると、その迫力を肌で感じることができます。この催しは、倉敷青年会議所が主催している倉敷の魅力 再発見プログラム『ひやさい』の一環として、開かれました。参加したのは、事前の公募で集まったペア15組30人です。プロの競艇選手の運転で、二人乗りのモーターボートに乗りました。参加者は座席の狭さに驚きの様子、正座の姿勢でボートに乗り込みました。さらに参加者を驚かせたのがそのスピードです。ボートのモーターは32馬力400ccで、競艇のレースで選手が乗り込むボートと同じ。最高速度は、60㎞近くです。実際に競艇のレースで使われているモーターボートのスピードは80㎞を超えますが、二人乗りのボートでも水面近くから感じる速度は数字以上。ジェットコースターのような迫力です。ボートを運転したプロの競艇選手は、岡山支部所属の若手有望株の選手たち。実際にレースで使うターンもみせ、参加者を喜ばせました。このほか、イベントでは競艇の初心者のための競艇講座も開かれました。




