四国八十八ヶ所の札所の砂を集め、それをすべて踏むことでお遍路に代える「お砂踏み」が、倉敷市児島のデイサービスで行われました。
碧空デイサービスセンターを訪れたのは、四国八十八ヶ所霊場の寺院でつくる「四国八十八ヶ所霊場会」です。2年前から全国各地に札所の砂を持って回り、四国を訪れることができない人にも「お砂踏み」を体験してもらっています。今回は、デイサービスの職員が依頼して初めて行われました。デイサービスの利用者およそ50人は、赤い絨毯の下に敷き詰められた砂を踏みしめながら祈りを込めていました。各寺院の本尊が描かれた屏風の前を歩き終えると、お守りをもらっていました。「お砂踏み」は、今から1200年前、弘法大師空海によって開かれた四国八十八ヶ所霊場の札所の砂を集め、その砂を札所と考えて、踏みながらお参りをすることです。ご利益は、実際に遍路したことと同じであると言われています。
【インタビュー】参拝した人は
四国八十八ヶ所霊場会は、7日(金)には、玉野市内で「お砂踏み」を行う予定です。




