倉敷市歴史資料整備室は、5,6日の二日間、去年、倉敷市の重要文化財に指定された「倉敷義倉」の文書など関連資料を公開する展示会を開いています。
「倉敷義倉とその人物」をテーマにした歴史資料展示会は、倉敷市真備支所2階会議室で開かれています。倉敷義倉とは、江戸時代の倉敷村に民間主導で設立された相互扶助組織で、有力者が金を出し合い生活に困っている人に米や金を貸したり飢饉などで貧乏になった人を助けたりしました。展示会では、倉敷義倉を提唱した人物の肖像画や金の貸し借りの内容を記した会計帳など約20点の歴史資料が展示されています。なお、展示会期間中は、平成21年から真備支所3階に移転した歴史資料整備室の収蔵庫の見学ツアーが行われます。約22万点の歴史資料を所蔵する収蔵庫は、かつての真備町議会の議場などがあった場所で、閲覧室はじめ古文書の保管庫などを見学することができます。【インタビュー】倉敷市歴史資料整備室・山本太郎課長主幹




