本格的な梅雨を控え大雨や台風による水害に対処するため倉敷市の水島消防署は、水島支所と合同で水防訓練を行いました。
合同水防訓練には、水島消防署から非番の署員と水島支所から若手職員約20人が参加しました。訓練は、県内全域に大雨洪水警報が発表され、河川や用水路の水位が上昇し、洪水や浸水の恐れがあるとの想定で行われました。はじめに、土のうの作り方を教わり、二人一組で声を掛け合いながら効率良く袋に砂を詰め約3キロの土のう100個を作成しました。河川が増水し水が堤防からあふれる恐れがある場合に備える積土のう工法訓練では、土のうを隙間なく積み上げブルーシートで覆い補強する工法を体験しました。また、タコと呼ばれる道具を使った杭打ち工法や打ち込んだ杭など固定するロープの結び方なども訓練しました。なお、訓練のあと杉原消防署長は、車や機材が持ち込めない狭い場所での応急処置は、人海戦術による土のう積みが重要になるので日ごろからこうした訓練で腕をみがいてもらいと講評しました。【インタビュー】水島消防署杉原正一署長




