虐待や後見人制度などの相談を請け負う「総社市権利擁護センター」が、今月(6月)1日から本格的に業務を始めました。2日(日)、稼働を記念して講演会が開かれました。
講演会の前に、片岡聡一市長は、以前から募集をしていた「総社市権利擁護センター」の愛称が「しえん」になったと発表しました。講演会では、岡山大学大学院法務研究科の西田和弘教授が「総社市の権利擁護のしくみ」をテーマに話しました。総社市権利擁護センターは、今年4月に開設。児童や高齢者への虐待など、これまで各部署で対応していた相談について窓口を一本化しました。運営は、社会福祉協議会が行っていて、相談にあたるのは、社会福祉士2人と精神保健福祉士1人、6月からは弁護士も加わり本格的に稼働し始めました。西田教授は、「センターが順調に運営されるためには、市民一人一人の権利擁護に対する意識を向上することが大切」と市民への協力を訴えました。




