夏場のプール解放に備えた一斉清掃を前に、シーズンオフのプールに生息するトンボの幼虫、ヤゴを救出する取り組みが水島中央公園で行われました。
『ヤゴの救出作戦』と銘打った取り組みには、およそ240人の親子連れが参加し、ひざ下くらいまで水の溜まったプールに入ってヤゴを探しました。プールはシーズンオフになるとそこに葉っぱなどが堆積し、有機物が溜まります。ヤゴのえさとなるミジンコなどが豊富なことに加え、天敵の魚たちがいないことからたくさんのヤゴが生息しています。網を潜らせてみると・・・いました!こちらは体長5センチほどの『ギンヤンマ』のヤゴです。他にも『アカトンボ』や『シオカラトンボ』など体長2センチほどのヤゴも見つかりました。参加した人たちはヤゴを次々にプールから救出していました。この取り組みは、自然保護と子どもの環境学習を目的に倉敷市スポーツ振興事業団が毎年行っています。助け出したヤゴたちは自宅に持ち帰り、羽化するところまでを観察して、自然に返します。




