現在、倉敷市の幼稚園、小学校、中学校で導入されている2学期制について、その在り方などを協議している検討委員会は、来年度から3学期制に戻す方向で提言をまとめることを決めました。
検討委員会は市内の幼小中の職員や保護者、有識者など12人で構成されていて平成23年から2学期制の成果や課題を洗い出し今後の学期制の在り方をこの日を入れて9回話し合ってきました。
その結果、委員会は「2学期制から3学期制にすべき」という提言することを決めました。
2学期制は平成14年度から学校週5日制となり授業時数を確保するため倉敷市内では平成18年度からすべての学校園で導入されています。
授業時数確保に向けて行事の精選や授業を工夫するなど教職員の意識改革となる一定の効果はありましたが季節感を感じ取りにくいという意見や前期・後期の区切りがつけにくい、中学校では部活動などの対外試合の日程と二学期制の区切りが合わない、などの声もありました。
こういったことを受け短いスパンで子どもや保護者に対し指導と評価をきめ細かくできる3学期制に戻すべきだという方向性で固まりました。
委員会では6月6日に会議を開き提言書をまとめます。
提言書は倉敷市に提出し市民から意見を聞いた後3学期制の導入の可否を決めることにしています。




