倉敷・総社・玉野・早島・岡山その他の地域情報をお届け

KCTニュース

月~木/17:00~17:30 他

月~木/17:00~17:30 他

秋の有隣荘特別公開 棟方志功展はじまる

秋の有隣荘特別公開がきょうからはじまり、大原家とゆかりの深い板画家棟方志功の作品が展示されています。

有隣荘は大原美術館の創始者である大原孫三郎が別邸として昭和3年に建てたもので、毎年、春と秋の年2回内部を公開し、特別展を開いています。今回の特別展は、孫三郎の長男で今年が生誕100年の大原 總一郎と親交の深かった板画家 棟方志功の作品10点を展示しています。こちらの作品は、「美尼羅牟頌版画柵(びにろんしょうはんがさく)」です。初の純国産合成繊維ビニロン事業に命運をかけていた大原總一郎が、自分の士気を高めるため棟方 志功に依頼して制作したもので、總一郎の事業にかける情熱を表現しています。また、こちらの作品「御群鯉図(おんぐんりず)」は、大原美術館の創立者で父でもある孫三郎の還暦を祝うために依頼した6曲一双の屏風です。
このほか会場には、總一郎が愛した鷹をモチーフにした作品など肉筆画や屏風が並び、それぞれの作品からは總一郎と棟方 志功の交流をしのぶことができます。訪れた人たちは興味深そうに足を止め作品に見入っていました。有隣荘の秋の特別展は今月18日(日)まで開かれています。

KCTニュース動画

ご迷惑をおかけいたします。現在、混み合っています。(KCT-Net非会員様:こちらの動画は会員専用のサービスです)
  • 放送日:2009/10/09(金)
  • 担当者:水川秀樹
おすすめ記事
親子と楽しい時間を ママ友パネルシアター奮闘中
みんなの思いを乗せて甦れ!貴重な国鉄車両

Copyright (C) KCT Co.,Ltd. All Rights Reserved.

JASRAC許諾番号:5770546002C21040