来年3月に倉敷市児島地区で上演される「児島市民創作ミュージカル」の出演希望者やスタッフが集まり、結団式が行われました。
18日、児島市民交流センターで行われた結団式には、出演を希望する人が倉敷市内外から60人以上集まりました。2年ぶりに児島で開催される創作ミュージカル「ヤオヨロズ」は、江戸川乱歩賞を受賞した児島在住の作家・石井敏弘さんが脚本を書き下ろします。古事記にも登場する放浪の神・スサノオノミコトを主人公に、ヤマタノオロチを退治するなど日本神話のエピソードを盛り込んだストーリーで、現代社会の共生に願いを込めた作品になるそうです。この日は、音楽担当の亀井由喜子さんが劇中歌の一部を披露し、集まった人達は、舞台のイメージをふくらませていました。また、味野中学校演劇部顧問の松尾綾子さんも、2年前に児島で上演された「最後の五匹」に続き、演出を担当します。メンバーは6月から、来年3月22日、23日の2日間、児島文化センターでの舞台に向けて稽古に入ります。今後も出演希望者を募集していて、練習の見学も可能です。




