備中ブロックの環境衛生民間指導者研修会が6日、総社市で開かれ、倉敷商工会議所副会頭の森田昭一郎さんが講演をしました。
山手公民館で開かれた研修会には、県内の環境衛生協会会員らおよそ250人が参加しました。研修会は、環境衛生協会の人たちに、環境美化についての意識を高めてもらおうと備中県民局が毎年開いています。講演会では、森田さんが「地域の環境を守るためには、まず住んでいる土地について認識することが大切」と、倉敷の魅力や歴史を話しました。「倉敷は、美観地区、水島工業地帯、国産ジーンズ発祥の児島などオリジナリティのある街。環境を守るためにはまず、それぞれの土地で育まれた文化や歴史を大切にしなければならない」と話し、参加者はメモを取りながら興味深そうに聴いていました。この日は、環境保全や環境美化の奉仕活動に努めた団体や個人の表彰も行われ、備中県民局から環境保全功労者として表彰状が贈られました。




