岡大資源植物科学研究所を一日開放するイベントが１１日（土）行われました。
倉敷市中央にある岡大資源植物科学研究所。
一体、何の研究をしているのでしょうか？
つまり、いままで作物を育てるのに不向きだったところでも育つイネやムギを開発しているんです。いまや、空気のない宇宙でも植物が育つかどうかの研究も行われているんですよ。こちらは、鉄分の多い土やマンガンの多い土など条件を変えて栽培したオオムギです。
こちらは、放射能汚染がある福島県から持ち帰った雑草。
セシウムなどの放射性物質を植物がどれほど吸収するかを研究しています。
その結果、セイタカアワダチソウに一つの可能性を見つけています。
また、１階フロア部分では倉敷商業高校の生徒が労研饅頭を販売しました。
資源植物科学研究所は大原孫三郎らが設立した大原奨農会農業研究所が前身で、会場では孫三郎ゆかりの栄養食労研饅頭が人気を集めていました。
岡大植物研では８月１日に高校生を対象にしたサマーサイエンススクールを開くことにしています。
