倉敷市児島の市立短期大学の講演会で、伊東香織倉敷市長が学生に向けて自らの人生経験などを話ました。
この講演会は卒業の近い2年生が倉敷市長の話を聞いて、これからの生き方を考える、参考にしてもらおうと市立短期大学が提案し実現しました。きょうは保育学科、服飾美術学科の2年生合わせて125人が参加しました。伊東市長は、師と仰いでいる元国連難民高等弁務官緒方貞子さんとの関係を主に話しました。緒方さんは、優しい半面、厳しい性格であることなど世間ではあまり知られていない事実が語られると学生たちは大変興味深そうな様子でした。市長が総理府の国際平和協力本部時代、緒方さんと一緒に働いていた頃に「現地・現場主義」という考え方を緒方さんから学んだそうで、市長自身も現在はその方針を貫いているそうです。講演会の最後には市長のこれまでの人生経験から、「人との直接の対話」を大事にして欲しいと語りかけ、学生たちも真剣に耳を傾けていました。




