玉野市の総合文化センターで毎年恒例の秋季生花展が、今年も始まりました。
この生花展は岡山県民文化祭の協賛行事として行われており今年で7回目となります。今年は専敬流、一生流、嵯峨御流など8流派から、およそ130点の作品が出品されました。今年は「風」が作品のテーマです。
どの作品も、一瞬の風の動きを心にとどめ、自然に対する尊敬を込めて生花に表現しています。こちらは数ある作品の中で大作として位置づけられている御室流・福井清明さんの作品です。サンザシの赤で秋の色を、木の枝で風の動きを表現しています。続いて、桑原専慶流で玉野市華道連盟会長でもある小原准子さんの作品です。8種類の菊を使い、紅葉を思わせる色使いは秋の到来を感じさせます。なお、この生花展はきょう8日(木)から11日(日)まで玉野市立総合文化センターで開かれています。




