KCTコミちゃん（倉敷ケーブルテレビ）

児島警察署は、地元の酒販売店、飲食店と飲酒運転防止に取り組む協定を結びました。岡山県が３月２２日に施行した「飲酒運転を許さない社会環境づくり条例」を広く周知するのが目的で、県内の警察署では初めての取り組みです。

調印式には、児島警察署と児島小売酒販組合、児島料飲連合生活衛生同業組合の代表者などが出席し、協定書に調印しました。３者が結んだ協定では、飲酒運転を防止するポスターを組合加盟の酒販売店と飲食店およそ１５０カ所に掲示。飲食店では、複数で訪れた客に対して誰が運転手かを確かめる「ハンドルキーパー運動」を積極的に推進することなどを盛り込んでいます。岡山県が制定した「飲酒運転を許さない社会環境づくり条例」は、罰則こそありませんが、行政、県民、事業者の責務を明記していて、飲酒運転防止の意識を高めることが狙いです。児島警察署の三ノ上進署長は「児島の町から飲酒運転を出さない環境づくりに努めたい」とあいさつし、協力を呼びかけました。