厚生労働省が主体となって定職に就けない若年層の就労を支援する「地域若者サポートステーション」が倉敷駅前にオープンし、開所式が行われました。
地域若者サポートステーションは、働くことや対人関係に不安があり定職に就けない10代から30代に対して、就職を支援するのを目的に、全国に140ヵ所以上設置されています。くらしきシティプラザ西ビル6階に開設された地域若者サポートステーションは、NPO法人「リスタート」が、国と県から運営を受託。専門のスタッフ6人が、相談や研修を通じてサポートします。このNPO法人では、岡山市内で平成18年度から同様の事業を行っていますが、サポートを受けた人は平成24年度で320人に上り、年々増加傾向ということです。くらしき地域若者サポートステーションでは、今後ハローワークや高校などと連携しながら、働きたくても働けない若者と向き合い、職業的自立を支援していきます。岡山市のサポートステーションでは、登録している人の3分の1にあたる およそ100人が、職に就くことに成功したということです。




