倉敷市中央にある岡山大の実験圃場で、子どもたちによる恒例のレンゲ摘みが始まりました。
岡大の資源植物科学研究所の稲の研究圃場では、毎年9月に蒔いたレンゲの種が成長して4月になると可憐な花を咲かせます。40アールの実験圃場が
一面、うすピンク色に染まる花の時期には、倉敷市内の小学生や幼稚園児などを招待してレンゲ摘みを楽しんでもらっています。今年も、倉敷市西富井のみどり保育園や倉敷市立倉敷東幼稚園の園児たちが招待され赤紫色のレンゲの花を摘んで、花束や首飾りなどを作ったりレンゲ畑に隠れていたカエルやてんとう虫などを見つけたりして遊びました。レンゲは、空気中の窒素を
蓄えることができるため実験圃場では、稲の生育を助ける肥料として使われています。かつては、どこにでも見られたレンゲ畑ですが、子どもたちは、思う存分レンゲ畑の中をかけまわったりして春を満喫していました。岡大資植研の実験圃場でのレンゲ摘みは、22日の月曜から26日の金曜日まで行われ約1000人の子どもたちが招待されることになっています。




