ものづくりを学ぼうと、総社市立常盤小学校の児童が、市内の自動車部品工場を見学しました。
総社市の三恵工業を訪れたのは常盤小学校の5年生60人です。この工場見学は、協同組合ウイングバレイが、社会科の学習に工場の生きた教材を役立ててもらおうと毎年行っています。児童たちは、工場見学の説明のビデオを見たあと、目を保護するメガネをかけて工場内を見学しました。三恵工業の工場では、自動車の燃料タンクやマフラーなど、人間の血管や呼吸器にあたる大切な部品を作っています。油の匂いがたちこめる工場では、重さおよそ1トンの機械で鉄板をプレスして形を加工したり、火花を散らしながら溶接したりしています。児童たちは、鉄板をプレスするときの大きな音に驚き、耳をふさぎながらも身を乗り出して見学していました。ウイングバレイでは、今後も工場見学を予定していて、今月中に市内6校の小学生たちがものづくりを学ぶ予定です。




